しゃぼんだまのブログ

日々の ココロがふるえたときの 出来事や
悲喜交々を 書き綴りました
目にとめてくれた方々に
すこしでも響いてくれると嬉しいです

ゑひもせす…

人とのつながりは

不思議だ

おなじ縁に結ばれ


人によりて学び

あるいは…憧れを抱き

追いかけ…

ときには うざくなり

ときには愛しく

そして…老いてゆく


誰かがつづっていた


「百聞は一見にしかず」というが

自分が目にした森羅万象も

心に触れたひとの優しさも

感動を覚えた出来事も

そのままを伝えることはできはしない…

まして…心は写真を撮れない…と


だから 言葉を駆使し 磨き

そこに心を込め…

大切な誰かにおくり 伝える


けれど…それすら

いつかは 通り過ぎ

シャボンのように

消え去る…


こころのなかに…

なにが…残せるだろう

鎮魂の柊

雨が降り出すまえの

薄曇りの日…

居並ぶ墓石に ひときわ高く

白い晒しの木綿がまぶしい


高らかに響き渡る

読経の声に…

在りし日の姿が

瞼に流れる


ふと…朝 耳にした

登山家 三浦氏の言葉を思い出した


「諦めるのは簡単なコト

きっと楽になれるでしょう

けれど…それでは

人生つまらない…

だから 自分を 諦めてはいけない」


雪山で雪崩に会いながら

その心中では…

「こんな経験ができるとは

なんて 贅沢なんだ 」


…と 言い切ってみせる

その豪快な生き方を


墓前の彼のひとに 観た日も

たしかに あったことを

思い出した


できないことを決めるのは

他の誰かではありません

それを決めるのは

自分自身…

静寂の向こう側

哀しいことは ひとりで泣いた

嬉しいことは 手近なひとへ 投げた

みんな…だれしも…そうなのかも知れない


けれど…長く続く夜

ひとりとり残された寂しさが

とびきり 向こうへ去るまで


膝を抱えて

小さな声でくちづさむ

ビゼーの『小さな木の実』


誰にも言えないコトがある

誰にも言わないこともある…